ロードショーが待ち遠しい―早川龍雄氏の華麗な映画宣伝術
とおるさんから昨年暮れに教えてもらっていたのにもかかわらず、
本屋さんめぐりをしても全然みつけられず、
最近ようやく入手(笑)
とおるさんありがとうございました。
ワーナーの宣伝部にいた、やり手の宣伝マン、早川龍雄氏の評伝なんですが、
ブレードランナーやハリソン君のことがちょっとだけのっています。
ちなみに、著者の藤森益弘氏のブレードランナーへの意見として、
P.202
「ロサンゼルスの街に散見する看板類などの杜撰さはどうにかならなかったのだろうか。」
というのが書かれていますが、
これはねえ~
アタシに言わせれば、ちょっと違う。
あの日本語はトム・サウスウェルらの仕事と思うのですが、
監督はセットにアートをちりばめてくれと、サウスウェルに要求したわけで。
だから、
あれはアートなんですよ。
視覚的に面白かったらいいわけです。
はなっから、日本語の正確さなんて追求する気はなかったんですね。
アートなんだから。
だから、他のハリウッド映画の 描く「えーかげんな日本」 とは、
ちょっと違う。
ああいうのはたしかに杜撰だけど(笑)
ブレードランナーのおかしな日本語は、
視覚的な快感を追求した結果なので、
日本語として間違ってるとかチェックが杜撰というのは、
的外れだと思いますね。
続報 : 午前十時の映画祭
本日2本目の記事です。
蟹江・ウエストさんから情報が。
以前お伝えした、午前十時の映画祭 ( 記事は→ こちら )
ですが、第2回目が開催されることになったようです。
しかし、残念ながらブレードランナーは今回も落選。
http://asa10.eiga.com/2011/series2/cinema/
E.T.やエイリアンや BTTFが入ってるので、
バランス的にSFはもういいだろうということなのか、
ニュープリントが難しいのか。
ファイナルカットはフィルムが存在しないから、ニュープリントというと
82年版かDCになるけど、監督が、FCを決定版と言い切ってたし、
それは難しかったのかな・・・・
蟹江・ウエストさんありがとうございます。
MAKE-UP 「 REPLICANT BLUE 」
大好きなバンドmake-upのレプリカント・ブルーも貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZRS2wzjbUAI
レプリカント・ブルーですか。
なんとも80年代的ですねえ~
ありがとさん。