2017-08

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『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 というタイトルの考察

ひさびさ 「考察」 です。





ブレードランナーの原作、


Do Androids Dream of Electric Sheep? は言うまでもなくフィリップ・K・ディックによる小説で、


日本では浅倉久志先生による翻訳が、


アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 という題名で出ています。



この題名、単純なように見えて、実に奇妙にも思え、


また、哲学的にも感じられ、ひきつけられます。



実際に読む前から、この題名は強烈に記憶に残っていましたし、


ブレードランナーという題名で映画化と聞いて、


強く興味を引かれ、買ってきて読んで、その小説のムードにもやられてしまいました。



アンドロイドは眠るときに夢を見るのだろうか・・・・


夢で自分と同じ人造物の電気仕掛けの羊を見るなんて・・・・なんて皮肉なんだろう・・・




いろんな思いが浮かぶ題名です。



ところが。


ネットをふらふらしているうちに、


こんな意見をたまにみかけることがあります。



    ・この場合、睡眠中の夢で見るというよりは、日本語でいうところの「夢見る」というような意味。


    ・デッカードが電気羊を飼うことを夢見ていたように、

      

      アンドロイドも人間に近づいていけば、電気羊を飼うことを夢見るようになるのか、ということで、


       『アンドロイドは電気羊を夢見るか?』 という題名にしたほうが元の意味に近い。




えええ?そうなの?と思いました。


言われてみれば、たしかにその通りかも、と。つじつまはあってます。


ただ、なんか、これだと、哲学的な雰囲気は消え去りますね。



そのかわり、この題名だとアンドロイドも人間に近づいていくと、人間のように電気羊を欲しがるようになるのか、


というアンドロイドの精神性に対する別の興味がわきますね。



さて、どちらの解釈が適切なのでしょう?




浅倉久志先生にそのへんのところ直に聞いてみたかったです。


かなわぬ夢となってしまいました。



しかし、私が考察するに、やはり、「夢見るか」というニュアンスのほうが意味的には近いけど、


浅倉先生、実はそれをわかった上で、あえて「夢を見るか」、という日本語の題名にした気がします。


そのほうが、想像力をかきたて、哲学的な雰囲気にもなるから。





そして、それはどうやら大成功だったということです。



これほど、パロディやオマージュで頻繁に使われている題名はないですものね。





    今回の考察の結論 : 浅倉先生は確信犯(笑)だった。

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なぜ私らはスピナーにこんなにハマってるのか、の考察。

なぜ私らはスピナーにこんなにハマってるのか、その理由を考察してみます。


私らって、無理やりいっしょにすな~って方も多いかもしれませんが、


まあ、私ら=昭和40年前後生まれの男子、ということで読み替えてあきれていただければ。





1.物心もつかないときに、マッハGOGOGOの刷り込みをされている


卵から孵った雛が最初に見たうごくものを親と思うアレです。刷り込みです。


3歳くらいまでの記憶ってないはずなんですが、私、畳の上でぜんまいで走るマッハ号のオモチャの映像が、はっきりと脳裏に刻まれてるんですよ。それがどうも2歳くらいのようなんですが。マッハ号の前部ってちょいスピナーみたいでしょう。


2.サンダーバードに洗脳されている。


二号の丸み、スピナーに激似でしょう。



3.特撮ヒーローものの、特殊車両に洗脳されている。


代表的なのが、ウルトラセブンのアメ車ベースのポインター号とか、帰ってきたウルトラマンのコスモスポーツのMATカー(ビハイクル)ですね。


仮面ライダーのサイクロン号なんてのもオートバイですが、強烈に少年の心をわしづかみでしたね。


もう特殊車両には、胸がときめくよう、プログラミングされてるんですな。



4.サーキットの狼→スーパーカーブームに小学校高学年時代のエネルギーを注ぎ込んだ。


ありましたね~。ロータスヨーロッパ。ハンドルがめちゃめちゃ軽くて、こぶし一つで車線変更した!とかサーキットの狼にありましたが、あれって高速走行じゃ普通なんじゃ。今思えば。


ランボルギーニカウンタック・・・イオタ・・・ミウラ・・・フェラーリ・・・


あんなものを多感な時期に見て育ったら、スピナー好きになるにきまってます。


スピナーのガルウィングドアを見たら、カウンタックを想像するにきまってます。



余談ですが、スーパーカーブームのとき、うちの田舎じゃデパートの屋上などで、スーパーカーを展示して写真を撮らせてお金をとるというイベントがよくあった。


その手のもので、今思うと笑えるのが、フェラーリのオーナーというだけで、フェラーリを展示するイベントを行

い、タレントのように登場して、歌まで歌って、(会場じゃレコードも売ってたような気がする)、有名人きどりな、おっさんがいたこと。ただ、フェラーリを買っただけなんですよ、その人。なのに「真っ赤なフェラーリー♪」とか歌ってるんですよ。体育館に私ら小学生集めて。スポットライト浴びて。なんなのあのおっさん(笑)。だれか知りませんか?



5.スターウォーズのメカものの洗礼を受けている。


Xウィングファイター!タイファイター!ランドスピーダー!


1977年(日本公開は1978年)のSWで、SFメカにメロメロになった、私ら。







以上の様に、

下地は充分すぎるくらい充分だったわけだ。




そして迎えた1982年。


ブレードランナーで、スーパーカーのような外観と、スターウォーズのメカのようなリアルな使用感のあるスピナーに出遭った私らが夢中になっても、当然、必然、ブタのケツってとこですか。











ブレードランナーにはなぜ携帯電話が出てこないか、の考察。

1.ミもフタもない立場での考察。


・・・想像できなかったから(笑)


ま~ね~、2019年を前にした2008年現在ですでにこんなケイタイ社会になってるなんて、


26年前には誰も想像できなかったよね~






2.ちょっと擁護的な立場での考察。


ディックの小説には、ヴィドフォン(映話)しかでてこないから、原作を尊重して。




3.狂信的なブレラニアンの立場での考察。


それはね、世界規模の大戦があって、文化も文明もめちゃめちゃになってるわけ。カオス状態。


テクノロジーも、混乱してて、進んでる部分と、退化してしまってる部分とが混在してるわけ。


ブラスターにも、ちゃちなON/OFFスイッチついてるでしょ。


ケイタイも、その退化してしまったテクノロジーのひとつなわけ。







4.深読み好きな立場での考察。


地球に残ってるのは、不適格者が多いから、少しでも長生きしようと、健康に気を使ってるのかな・・・・

だから電磁波を出すケイタイがすたれたとか・・・


いやいや、まてよ、金が戦争で異常に高騰したってのはどうだろう。ケイタイの基板から金を取り出すなんてハナシもあるくらいだから、金が高騰して、金を使うケイタイの基板の生産が不可能になったとか・・・


いやいや、わかった!

大戦の影響で、電離層の異常が起きて、携帯が使えなくなったんだ!



5.映画評論っぽい立場での考察。


この映画の世界というのは、クリエーター達は、


別に未来を予測して創り上げたわけではない。


未来予測として当たってる、外れてると分析するのは無意味だ。



常識的に考えて、2019年の段階で、このように地球外へ人類が進出したり、


模造人間ができていたり、空を飛ぶ乗り物があらわれるとは、1982年の時点からいくら40年後であったとしても、


とても考えられない。



原作者のディックが60年代に原作を書いたときは、たしか設定が1992年だったと思う。


ディックも、未来予測として書いたわけではないと思う。



私たちの生きている、この世界とはちょっと異なる世界を舞台装置にすることによって、


私たちの世界の抱える問題を皮肉としてあぶりだすことを可能にしているのではないか。




知り合いの中国人が言っていたが、スターウォーズは中国で公開されたが、


ブレードランナーは当時公開された記憶がないという。


自分はSF好きだったので、公開されたら絶対見たはずだと力説していた。



恐らく、当局が、


ブレードランナーに出てくるレプリカントが、


いわば人権を求めて反逆する、というテーマのあたりに、


微妙に難色を示したのではないだろうか。



これなどは、


この映画が、現実への皮肉であることを、


かの国の為政者が敏感に勘付いた証明ではなかろうか。



非常に興味深い。














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